KEYTALKのLIVE

 

YAMAHA Acoustic mind 2018~THE SESSION~

に行ってきた。そのレポートを書こうと思う。KEYTALKのみになってしまうが、ご理解頂きたい。

 

LIVEのスタートは巨匠がアコギを持ってセッション。彼の声や歌い方はアコギとの相性がかなり良いと思う。腹の底から出る力強い響き、優しさを含む歌い方。お互いに目を見合わせながら楽しそうにセッションする姿に目を奪われた。

その後、ISEKIさん、Silent SirenのLIVEを終え、KEYTALKが再登場。Silent SirenKEYTALKによるMONSTER DANCEのセッションだ。いつもはLIVEを締めるこの曲が、今日は最初から会場に熱気をもたらした。義勝さんはハンドマイクで、八木氏はタンバリン、巨匠と武正さんはギターで、Silent Sirenと美しく力強い調和を見せた。いつもはみんなの後ろで支えてくれる八木氏。自由に動けることが相当楽しいようだ。動き回ってはタンバリン片手に観客を煽っていた。嬉しさのあまり、はしゃぎすぎてマイクを倒してしまったことはご愛嬌。巨匠のマイクにホイッスルをつけ、センターで堂々と吹き鳴らす。少し下に付けてしまったせいか、巨匠を見上げるような姿勢で吹き上げる。それに気づいた巨匠も八木氏から目を逸らさない。仲睦まじい2人が、ほかの存在を忘れ、2人の世界に入ってしまったようだった。巨匠もハンドマイクで歌ってみたいらしく、Silent Sirenに次はギターを弾きにきて、とお願いしていた。次回が楽しみだ。

 

みんなでわちゃわちゃと楽しい雰囲気が一変。KEYTALKらしいロックなナンバー、太陽系リフレインで一気に空気が引き締まる。アレンジも加わっており、何度もこの曲を聴いてきたファンでさえ、その世界観に魅力された。間を開けずたたみ掛けるパラレル。義勝さんの甘く柔らかい声が激しく歌い上げる。

巨匠と武正さんがアコギに持ち替え、義勝さんもエフェクターをいじり、アコースティックな雰囲気を醸し出す。元々YAMAHAを使っていた八木氏はいつもと変わらない楽器であるようだが、ほかのメンバーは本日いつもの楽器とは違い、YAMAHAのものを使っているようだ。そのYAMAHAの楽器を披露するように始まる、黄昏シンフォニー(Acoustic ver.)。巨匠の声が伸び伸びと広がり、アコースティックの音に包まれ、いつもとは違う優しさに包み込まれた。彼らの強い想い、信念が伝わるような、完成された演奏だった。

幕張での武正さんのコールアンドレスポンスの話題から武正さんの弾き語りが始まりそうになったが、義勝さんがすかさず「金返せー!」と突っ込む。どんな会場、状況、観客でも笑いを忘れないKEYTALK。ありのままの彼らがそこにはいた。武正さんが高2の時に作ったblue moon lightのワンフレーズを歌った。とても下手くそではないがそこまで上手くはない、なんとコメントしていいか分からない歌声(自己評価)を披露したが、巨匠はうまかったよ、とすかさずフォローをいれる。個人的な話だがこの曲はKEYTALKの中で一番好きな曲であるため、久々に聴けて心の底からテンションが上がった。そこからはおもむろに取り出した赤いサングラスを巨匠が装着。これが合図となり、観客が湧き上がる。両手を高くあげ、準備が整った頃、始まるSummer Venus。先程のアコースティックなムードから一変し、全員がパリピになり踊りまわる。黄昏シンフォニーではしっとりと演奏していた義勝さんもくるくると回り、楽しそうだ。最後は桜花爛漫。KEYTALKのファン以外もいたが、この曲のノリやすさ、リズムに会場は大いに盛り上がった。

最後のMCで巨匠は言っていた。あまりやったことのないセッションでとても楽しかったと。ぜひまたアコースティック、セッションでLIVEをしてもらいたいと思う。

写真撮影を終え、退場する際、観客に向かってぺこりとお辞儀をした八木氏。そのままはける際、義勝さんのピックを勝手に投げて義勝さんに怒られる。あんなにかっこいいLIVEをするかと思えば、そんなおちゃめな面もあるKEYTALKだから、目が離せない。

 

 

 

影のなかの。

 

突然降り出した雨に
僕は全身をのまれた


近くの シャッターの閉まったお店の
わずかな軒下
壁に身を寄せて空を見上げる


遠くに見える白い空
黒い雲の先の薄い光に
僕は期待によく似た絶望を寄せた

 


そう


あの空が僕を照らす頃
きっともう 君はいない

 

 

 


雨の日がすきだ
なぜなら影ができないから


表情も声も欲望もないのに
確かにそこにいるもの
太陽が作り出す まやかしの僕


傘をさしながら
ちらりと地面をみる
水たまりに映る僕
僕であることを知る


すこしほっとして
俯いて歩く

 

君の中の僕は
僕なのか 影なのか

 

いっそのこと僕が消えてしまえば

君を好きな僕も 君を憎む僕も

消えてしまえるのかな

 

そんなこと

できやしないのにね

 


この雨がやんだなら
君に逢いにいくよ

 

 

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故郷の小さな公園で花火をしました。

 

新しい世界に憧れていた。

 

 

自分を形作ったもの

自分を育てたもの

そのすべてを壊したくて

想像以上に私は私が嫌いみたいだ

 

そうやって街を飛び出した私は

故郷になんか帰りたくないって思っていたんだ

 

帰れないって思っていたんだ

自分が生まれ変わるまで

 

父からの連絡に蓋をし

母の訪問を切り捨て

そうやって

冷たく綺麗な"東京"の街を生きた

 

 

自分の思うこと

自分の感じること

それはとてもちっぽけなものだけど

それが私の世界なの

 

誰かを真似て作られたのかもしれない

誰にも気付かれずに終わるのかもしれない

けれど その涙こそ

君が君である証だから

 

そうやって

真っ白に輝く夜を超えた

 

 

 

幾年が経ったのだろう

踏みしめた故郷の地はだれも拒まない

自分を知っているこの土地が嫌いだったのに

自分を迎えてくれるこの土地が

愛おしくてたまらないなんて

 

地を見つめ

空を見つめ

人を見つめ

涙がこぼれた

 

 

あそこの木の影に小さな子供が見える

未来を疑わないまっさらな子供の笑顔が

 

 

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お祭り

お題「お祭り」

 

 

薄暗い夜の道 赤く灯る灯篭

水風船の模様が

僕のゆらゆら流れる心を映している

 

人混み渦巻く駅の改札

浴衣姿の君がきょろきょろと僕を探している

 

その姿をながめながら

柱の後ろに隠れてる

少し意地悪をしてみたり

 

 

ひらり 揺れる袖口から見える

まっしろな手がきれいで

 

丁寧に塗られた口紅

いつもより少し光る目元

きちっとまとまった黒髪を彩る髪飾りたち

 

 

聞いてるの。

 

そういって頬を膨らませる君が愛おしくて

思わず抱き寄せた

ふたりだけの世界

 

 

いつもは言えない そんな言葉も

お祭りの夜は優しくて

そっとぼくの背中を押してくれる

 

そんなぼくを君は花火のような

儚く美しい笑顔で包み込んでくれる

 

思わず涙がこぼれた

 

花火がもたらす暗闇よ

どうか、この一瞬を永遠に

 

 

 

 

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あなたと

お題「行きたい場所」

 

海沿いを歩く

波の音が優しく響く

影のない陽射しが容赦なく降り注ぐ

私は歩く ひとり

 

ひとりを寂しいと思ったことはなかった

自然も街もみな 拒むことはない

それなのになぜだろう

あなたと出会ってから

私は弱くなってしまったようだ

 

 

人の影に 街の隙間に

あなたの温もりを探してしまう

 

美味しい食べ物も 美しい景色も

あなたと、って考えてしまうの

 

手持ち無沙汰になって

ポケットに手を突っ込んでみたりする

 

 

 

海沿いを歩く

波の音が優しく響く

水平線のはるか先を見つめる

頰を伝う涙

 

 

カメラを買いました。

お題「カメラ」

 

それは先日のこと。

あらゆる場所でセールが続き、走りまわっては買い漁るという女子にとっては幸せな日々を過ごしていた。

すると当然のことだが、タンスが悲鳴をあげたため、断捨離を決意した。

 

心を鬼にして月日をともにした洋服たちに別れを告げたわけだが、ふとみると、服と服の間に写真が一枚挟まっていた。

 

一枚の写真。

小学生の頃だろうか、それは昔好きだった男の子との写真だった。

 

懐かしい。

初恋だった私はいつまでもその写真が捨てられず、こっそりと隠し持っていた。なぜそれが洋服の隙間から出てくるかは謎であるが。

 

懐かしさに浸ってしまった私は、いそいそと卒アルを引っ張りだしてみた。

高く積まれ、自分の生死の行方を気にする洋服たちを横目に。

 

 

写真というものは、すごい。

タンスの奥底に仕舞われていたにも関わらず、

当時の私達をそのままの形で残している。

色眼鏡も色褪せることも許しはしない。

思い出になってしまったのは私の記憶だけ。

 

10年以上前に取ったその写真を、

次見るのはいつだろうか。

私の子供か、孫が見るかもしれない。

もしかしたら、私が有名人になって、

プレミアになるかもしれない。

 

写真とはその一瞬をかたどるものだけれど、記録としては一生ものだ。

綺麗な一面を切り取りたいと望んでしまうのは、本能ではないだろうか。

 

最近、カメラを買った。

これから様々な風景、表情、動きを撮りたいと思う。

その瞬間を一瞬にさせるのも、永遠にさせるのも、どちらも写真の本質なのかもしれない。

 

 

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朝という時間

お題「今日の出来事」

 

 

朝という時間には理想がある。

 

出来れば目覚ましというものに起こされず、ふっと目を開くような朝を迎えたい。

朝家を出る1時間半前がベストだ。

 

そうしたらまず、カーテンを開く。

朝陽を身体中に浴びて大きく伸びをする。

窓を開けると爽やかな風が入ってくるのだ。

 

子供たちの通学の時間帯なのだろう、

笑い声が聴こえてくる。

 

そよ風の音、太陽の声を聴いてから、

リビングへ向かう。

 

ロイヤルミルクティを一杯。

ミルクティとロイヤルミルクティの違いを友達に熱弁していたら、レモンティが好き、という一言で空気が氷点下へと達した。解せぬ。涼しい。

 

ジャズをBGMに、新聞をめくる。

 

出来れば庭に大きなプールがあり、

傍にはゴールデンレトリバー

パラソルの下で優雅に過ごしたいが、

悲しいかな、我が家は1LDKだ。

 

しかし、妄想力の豊かな私にとって、南国のリゾートに瞬間移動することは造作もない。

 

 

朝はご飯と決めている。

ご飯とお味噌汁とちょっとのおかず。

南国のリゾートだろうが、北極の氷の上だろうが、私は日本人である。

 

 

ここまでで恐らく1時間は経っているだろう。

 

ここからは戦場だ。

女性特有のお顔作り、ヘアメイク、着替え諸々を30分で済まさなければならない。

いかに慌ただしくなるかは、想像に容易いだろう。

 

そうやってバタバタ過ごす時間ですら、

愛おしく感じる。

 

自分の中に決まったリズムを持つことで、

発表会の日も、試験の日も、

いつだって自分を保ってられる。

 

まだまだ夏は続く。

気になるあの子を花火大会に誘ってみよう。お祭りに誘ってみよう。

 

緊張してしまったら、いつもと同じことをしよう。ありのままの自分がきっと1番輝いているから。

 

 

私はあいも変わらず、バタバタな朝という時間を過ごしましたとさ。