上半期と下半期

今週のお題「2018年上半期」

 

梅雨があけた。

例年よりも早く、6月に梅雨があけるのはかなり珍しいようだ。

やまない雨はないとよく言うが、梅雨があけたいま、迷いのない晴天を見ていると本当にその通りだと思う。あんなに長く、鬱陶しかった雨も、過ぎてみればなんとも言えない愛しさに包まれる。

 

半袖、短パン、日傘にアイス。

夏を漂わせながら歩く人々を見ていると、ふと何かを忘れたような気持ちになる。

なんだろうか。

もやもやとしながら、持っているミルクティーの氷が溶けていく様をじっと見つめる。結局よく分からなかった私だが、その夜には思い悩んでいたことすら忘れてしまう。そんなものだ。

梅雨があけた時期が早いかどうかなんて、あけてしまえば夏に追いやられて、来年になるまで思い出されることなんてない。そんなものだ。

 

そうやって日々を積み重ね、今日で上半期が終わる。やり残したことがあるわけではない。後悔がない、わけではない。

淡く儚く過ぎていく今日を、私はどれだけ大切に出来ただろうか。いつもは思い出せないあの瞬間を、必死に生きてたあの日の自分を、すこし省みてもいい頃なのかもしれない。