朝という時間

お題「今日の出来事」

 

 

朝という時間には理想がある。

 

出来れば目覚ましというものに起こされず、ふっと目を開くような朝を迎えたい。

朝家を出る1時間半前がベストだ。

 

そうしたらまず、カーテンを開く。

朝陽を身体中に浴びて大きく伸びをする。

窓を開けると爽やかな風が入ってくるのだ。

 

子供たちの通学の時間帯なのだろう、

笑い声が聴こえてくる。

 

そよ風の音、太陽の声を聴いてから、

リビングへ向かう。

 

ロイヤルミルクティを一杯。

ミルクティとロイヤルミルクティの違いを友達に熱弁していたら、レモンティが好き、という一言で空気が氷点下へと達した。解せぬ。涼しい。

 

ジャズをBGMに、新聞をめくる。

 

出来れば庭に大きなプールがあり、

傍にはゴールデンレトリバー

パラソルの下で優雅に過ごしたいが、

悲しいかな、我が家は1LDKだ。

 

しかし、妄想力の豊かな私にとって、南国のリゾートに瞬間移動することは造作もない。

 

 

朝はご飯と決めている。

ご飯とお味噌汁とちょっとのおかず。

南国のリゾートだろうが、北極の氷の上だろうが、私は日本人である。

 

 

ここまでで恐らく1時間は経っているだろう。

 

ここからは戦場だ。

女性特有のお顔作り、ヘアメイク、着替え諸々を30分で済まさなければならない。

いかに慌ただしくなるかは、想像に容易いだろう。

 

そうやってバタバタ過ごす時間ですら、

愛おしく感じる。

 

自分の中に決まったリズムを持つことで、

発表会の日も、試験の日も、

いつだって自分を保ってられる。

 

まだまだ夏は続く。

気になるあの子を花火大会に誘ってみよう。お祭りに誘ってみよう。

 

緊張してしまったら、いつもと同じことをしよう。ありのままの自分がきっと1番輝いているから。

 

 

私はあいも変わらず、バタバタな朝という時間を過ごしましたとさ。