2018-06-21 雨の日に。 カラフルな傘とは対照的なモノクロを描く空に何を願おうイヤホンを片耳だけ垂らし傘を肩にかけ俯くその先に映る自分は昨日を見つめているちょっと憂鬱な朝を振り切るように歩き出した足先を濡らす雨は微かな温もりをもたらすはずなのに光をもたらす影に影をもたらす光に嫉妬のような 愛情のような強く儚い想いを抱くのはなぜだろう雨はいつかあがるという真実からもがき 逃げ惑っていた私も今では過去で空はいつまでも哀しい顔をしていた